クリス・ライト・エネルギー長官は日曜、ドナルド・トランプ大統領が命じた米国の核兵器システムの新たな実験には核爆発は含まれないと述べた。
これはトランプ政権が先週ソーシャルメディアで「陸軍省に対し平等に核兵器実験を開始するよう命令した」と発表して以来初めての声明となる。
実験を担当するライト長官は、計画されている実験には「適切な形状を提供し、核爆発を引き起こすことを確認するための核兵器のあらゆる部分」が含まれると付け加えた。
トランプ大統領の意図を巡る混乱は、トランプ大統領が中国の習近平国家主席と韓国で重要な会談を行う予定の数分前から始まった。トランプ大統領は、Truth Socialプラットフォームを利用して、同国が数十年にわたって禁止してきた核兵器実験の禁止を撤回する準備をしていることを示唆しているかのように見せた。
その日遅くにワシントンに戻ったトランプ大統領は、今世紀に入って北朝鮮だけが行ったことである核兵器の爆発実験の再開を本当に命令するつもりなのか、それともはるかに多くの日常的な核兵器を発射できるアメリカのシステムの実験を要求しているのかについては口を閉ざした。
同氏は金曜日、地下核爆発実験を再開するつもりかとの記者団の質問に対し、態度を明らかにしなかった。
トランプ大統領は金曜日、週末の休暇のためにフロリダに向かう際、エアフォースワンの機内で記者団に「すぐに分かるだろう」と語った。
米軍は定期的に核弾頭を搭載可能なミサイルの実験を行っているが、1992年以降は核兵器を爆発させていない。米国は署名したが批准していない包括的核実験禁止条約は、採択以来、北朝鮮を除くすべての核兵器国によって遵守されている。
ロシアが新型原子力搭載および原子力搭載可能水中無人機と新型原子力巡航ミサイルの実験を行ったと発表したことを受け、トランプ大統領は核実験の計画を発表した。
ロシアはトランプ大統領の核実験発言に対し、核兵器実験はしておらず、核実験の世界的な禁止を順守していると強調した。
しかし、クレムリンは、米国が兵器実験を再開すればロシアも同様のことを行い、冷戦時代の緊張が再燃するだろうと警告している。


