
米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は水曜日、連邦準備制度理事会のリサ・クック大統領の罷免を試みた最高裁判所の口頭弁論に出席する予定である。
ドナルド・トランプ大統領が8月下旬に述べたように、高等法院はクック氏を解任できるかどうか検討している。これは連邦準備制度理事会の7人のメンバーのうち1人を解任するという前例のない試みである。匿名を条件に語った関係者によると、パウエル氏は水曜日の高等裁判所公聴会に出席する予定だという。
これは、FRB議長がこれまでクック氏に示したものよりも、はるかに公的に支持を表明したものである。しかし、パウエル氏の先週の発表は、トランプ政権がFRBに召喚状を送り、FRB議長を刑事告発すると脅迫した後に行われた。 2018年にトランプ大統領に任命されたパウエル氏は、トランプ大統領の度重なる中央銀行攻撃に対する昨年の抑制的な対応を放棄し、よりオープンな対決を支持したようだ。
パウエル議長は1月11日のビデオ声明で、召喚状はトランプ大統領にFRBの大幅利下げを強要するための「口実」であると批判した。パウエル首相は昨年末に3回の利下げを監督し、金利を約3.6%まで引き下げたが、トランプ大統領は金利を1%に引き下げるよう主張し、この立場は少数のエコノミストからも支持された。
トランプ政権はクック氏を住宅ローン詐欺で非難したが、クック氏は否定した。クック氏に対する告発は行われていない。彼女は職の維持を求めて訴訟を起こし、最高裁判所は10月1日、彼女の訴訟を審理する間彼女が取締役会に留まることを認める短い命令を出した。
トランプ氏がクック氏の解任に成功すれば、同氏のポストに別の人物を任命する可能性があり、そうすればトランプ氏が任命した人物が連邦準備制度理事会の過半数を獲得し、金利や銀行規制に関する中央銀行の決定に対する影響力が増すことになる。


